『Silver Spirits』
DISC 1 SACD HYBRID
—-マルチマイク編—-
1. Blues Of Den (10:23)
2. All Too Soon 7 31
3. Have you met Miss Jones? (6:01)
4. Roses (5:51)
5. Silver Spirits (6:21)
6. Take Five (3:00)
—-ワンポイントマイク編—-
7. All Too Soon (7:39)
8. Have you met Miss Jones? (5:59)
9. Silver Spirits (6:27)
DISC 2 CD
—-ワンポイントマイク編—-
1. Blues Of Den (10:41)
2. All Too Soon (7:37)
3. Have you met Miss Jones? (5:59)
4. Roses (5:50)
5. Silver Spirits (6:28)
6. Take Five (4:22)
—-マルチマイク編—-
7. All Too Soon (7:33)
8. Have you met Miss Jones? (6:01)
9. Silver Spirits (6:19)
1. Blues Of Den (by 井上博義)
心が嬉しいとき、ひとびとがつくる歌。
心が痛むとき、ひとびとがつくる歌。
悲しくて おかしな歌
それが、ブルースだ。
『おかしがるには 悲しすぎ。
悲しがるには おかしすぎる』
By.ラングストン・ヒューズ「黒人街のシェイクスピア」より
「サウンドデン」25周年記念(新社屋3周年)のお祝いに、井上が作った、オリジナルブルースです。
当日にはまだ曲名もなく、とっさに「サウンドデンブルース(Sound Den Blues)」」として演奏されました。
メンバー全員のリラックスした、楽しいプレイが祝賀の席を盛り上げています。
ソローオーダーは、T.Sax(藤井)-T.Sax(大野)-Piano(中西)-Bass(井上)-Drum(Manabu)
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2. Have you Met Miss Zones (by.R.Rogers)
「私は正しくありたい」と云う。1937年のミュージカルに用いられた曲。アメリカの音楽史に名を残すローレンツ・ハート(詞)と、リチャード・ロジャース(曲)のコンビが書いたラブソングです。
テーマに続き、藤井のスリリングなSaxSoloが展開される。Manabuのサポートが心地よい。
SaxとDrumのバトルの後、BassSoloがあり、ラストテーマとなる。
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3. Roses
「ある人は言う、愛は河だと。
優しい葦(あし)を、おぼれさせる」
「ある人は言う、愛は痛みだと。
心の血が、止まらない」
「私にとって、愛は花。
あなたは、その大切な種」
と、歌われています。
Piano(中西)の叙情的なオンコードによるソロに続き、Flute(大野)のテーマ。Bassのハーフコーラスのソロの後、S.Sax(藤井)が豊かに歌い上げ、曲を盛り上げていく。
エンドテーマは再び、Pianoで情感豊かに歌われます。
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4. All Too Soon (by.Duke Ellington)
原曲は、1940年7月22日、N.Yでレコーディングされました。
エリントンのムーディーなピアノの導入に続き、ローレンス・ブラウン(T.Bon)の甘美な美しいソロ・続いてベン・ウェブスター(T.Sax)の夢みるようなバラッドソロが印象的です。
ここでは、スウィンギーに、オーソドックスな演奏でまとめられています。
ソロオーダーは、Bass(井上)-T.Sax(大野)-S.Sax(藤井)-Piano(中西)
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5.Siver Spirit (by.井上 博義)
冒頭の「Blues Of Den」と共に、この日の為に井上が書いたオリジナルナンバーです。
サウンドデン創立期からの厚い友情の証しに、ライブの後に井上から藤本社長に贈られ、曲名の「Silver Spirit」はDenの25周年を記念して、藤本氏が自ら付けたものです。
ソロオーダーは、T.Sax(藤井)-T.Sax(大野)-Piano(中西)
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6.Tak Five (by..Paul Desmond)
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2005.6.26 解説 井上博義
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